アレコレだら~んと書いていこうとするコラムです。
めずらしくのろぺこだんながメインで書いてます ・・・なのですごく不定期更新です。 |
創作活動をする人にとって、やはりすごく大事なのが「著作権」です。
「創作・創造」というのは、世の中に新しい何かを生み出していくということ。 それは誰かに何かを伝えたり、毎日を明るくしたり、世界を豊かにするすごく大切なものです。
そんなステキな創作にとって、最大の敵ともいえるものが、模倣 (まねしたり複製したり) とか翻案 (アイデアを拝借してちょっと作り変えてみたり) といった、著作権を侵害する行為。
のろぺこも、たくさんの作家さんの作品をお預かりし、また自分たちもモノづくりしますし、著作権については正しく理解しようと日々いろいろ勉強してるんですけど、最近になって○○知恵袋とかで何度か妙なハナシを見かけました。
「手芸品やハンドメイド品には著作権はないから、まねしても文句言われない」って・・・
えー!
こんなテキトーな意見があるのかとタマグリかえりました。
間違いもいいとこですよね!
もしこんな話が通用するなら、のろぺこでご紹介している作品を見て真似してつくってもいいの~? なんてことになってしまいます。 そんなのダメにキマッテマス!!
じゃあ実際のところ、著作権法で保護される著作物って、どんなものなんでしょう?
著作権法によって保護される著作物とは、思想または感情を創作的に表現したものであって、文芸・学術・美術・音楽のジャンルに属するものをいいます。
(著作権保護法第1章第1節第2条 参照)
わかりやすくいうと『誰かのマネじゃなく、その人自身の考えとか感情とか、内面的なものが創作的に表現されたもの』で、文芸や学術、美術、音楽のジャンルにはいっているものが著作物です。
のろぺこでお預かりしている作品なんかは、美術の中に入りますね。 美術といってもコムズカシイものではなくて、たとえば子供が書いた落書きとかでも立派な著作物です。
一方で、たとえば工業的に量産される実用品や美術工芸品なんかだと、「文芸・学術・美術・音楽のジャンルに属する」とは言えないので、著作権を主張するのはちょっと違う・・・というオハナシになります。 でも、「じゃあそんな工業的に作られるものや美術工芸品には著作権がないの?」というと、そうじゃありません。
これは、たとえば博多人形赤とんぼ事件や仏壇彫刻事件など、実際の裁判の中ではっきりと考え方が示されてますけど、たとえ実用品のためのデザインでも、そのデザインだけを見たときに十分に美術的作品だと考えられれば、それは著作物だし、その著作権は保護されます。
ここでもう一度、さっきの「手芸品に著作権はない」とか「ハンドメイドのアクセサリーに著作権はない」という意見について考えてみたいと思います。
そもそも、創作や表現の手法によって著作権があるかどうかが決まるわけではありません。
たとえ手芸といわれるジャンルの作品でも、アクセサリーでも、それによって「作者の思想や感情などを創作的に表現している」のであれば立派な著作物だし、著作物なら当然その著作権は保護されます。
もしかすると、この「手芸品に著作権はない」と言った人が考えていた「手芸品」ってのは、たとえばレシピとか本とか見ながら作ったものとか、誰かに作り方を教えてもらって作ったものとか、そういうもののコトかもしれないですね。 そういうものについては、もちろん著作権なんて主張できません。 ですけど、著作権が主張できる手芸作品だってちゃんとあるってことです。 なんでもひとくくりにされちゃ困ります(怒)
ちなみに、どういうものが真似なの? というと、ほかの誰かの著作物を参考にしてつくりました、などの行為が真似です。 偶然似たところがある・・・などは権利侵害にはなりません。 たまに、『この作品のこの部分が、あの作品に似てるじゃないか!』 なんて話がでてきたりしますけど、そういうコトではなく、もっと本質的なオハナシです。
あ、そうそう、それと、こういうのに関連して、「真似してつくったものでも、お金取らなかったら人に渡したりしても問題ないんでしょ?」・・・なんて話もよく聞きます。 でも、これもまちがい情報です。
作品を複製したり、それを配布したりするのは、著作権を持っている人にだけ許された権利。 有償だろうが無償だろうが、そんなの関係ないー!のハナシですよね。
最近はテキトーな情報があふれてるからコワイですー。
ちゃんと正確な情報を知って、変なハナシに振り回されないようにしなくちゃですね。
あ、ちなみにここで書いてる内容は、のろぺこの勝手な解釈とかじゃなく、きちんと専門家に相談して書いてます。
なんかでも、こういうのってほんとはモラルの問題ですよね。
作品をつくった人の気持ちを考えれば著作権の侵害になるようなことなんてできないはず。 誰もがほかの人のことをちゃんと尊重できれば、いちいち法律がどうとか言う必要もないわけで、こういうことをアレコレ考えないといけない世の中ってのも、なんか情けないですね。
文化庁の著作権教材で『はじめて学ぶ著作権』っていうページがあるんですけど、つくり手の気持ちがよくわかっていいな~と思いました。 ご興味のある方はぜひ見てみてください。 アンパンマンでおなじみのやなせたかしさんの絵がかわいいです♪ |
突然ですが、最近ちょっとムーミンにはまってます。
小学生の頃、原作のムーミンは暗くて怖い・・・という話を聞いて、興味がわいて「そのうち読んでみようかな~」なんて思ってはいたんですけど、今まで一度も原作の実物を見たことがなかったんですよね。
でも、つい最近たまたま入った本屋さんで、運命の出会いが待っていました。
知らなかったんですけど、ムーミンの小説ってシリーズでいろいろ出てるんですね。 うわさにたがわずちょっとアヤシイ雰囲気の表紙にひかれてこの作品を手にしたんですけど、いやいや、これがまた個人的にかなりよかったんです。
この作品では、でっかい彗星がまっすぐ地球に向かってきて、なんとムーミンたちは地球最後の日に直面してしまいます。
ムーミン谷から旅に出て、彗星があと何日かで地球にぶつかると知ったムーミンたち。 残された時間の中で、彼らは途中で出会った仲間と一緒にムーミン谷にもどることにします。
こんな危機的状況ですけど、淡々とした描写で描かれる情景はどこかユーモラスでほのぼのしてたりするので、最初は彗星の事もあんまり現実味が感じられなくて、「まあなんとかなるのかな~」と気楽に読んでました。 でも、お話が進むにつれて、次第に絶望的な結末が避けられない現実だとはっきりわかってきます。
ムーミンたちも、それを意識して行動していることが伝わってきます。
一緒に行動してはいるものの、みんな性格や価値観がバラバラなので、どうしても残された時間の中でやろうとすることは違っているし、そのせいでお互いぶつかったりしながらも、ちょっとずつ進んでいくムーミンたち。 そんな彼らに彗星は確実に近づいてきて・・・
いよいよ!というところまで読んで、ふと、ここでみんな最後だとすると、ここまでの時間を一番幸せに過ごしたのは誰なのかな?という考えが浮かんできました。
世の中ほんとは、当たり前に得られることなんてない訳で、その日出会えたことというのは、かけがえのないものなんですよね。 そんなご縁を感じて、たくさんの感謝や感動に包まれる1日は、どれだけ幸せなものなんでしょうね。
なんか、いろいろ感じるお話でした~
ところで、70年代にやってたテレビアニメのムーミンって、作者のヤンソンさんからはすごい不評だったらしいですね。 ポーランドでつくられたパペットアニメーションのシリーズは、ヤンソンさん自身がかかわったということで、本人もすごくお気に入りだった・・・というのを聞いて、ご本人がイメージした世界はどんなものだったんだろう?と、ちょっと探してみたんですけど、なんと「ムーミン谷の彗星」、同じタッチで2010年に映画になってるんですね。 しかも3D! ちなみにテーマ曲はビョークだそうで・・・なんかすごいです(笑)
トレーラーを見つけたのでご紹介です~♪
にょろにょろの目が真っ赤なのがちょっと怖いんですけど、不思議な雰囲気でいい感じ♪
(表示されてない場合はコチラ (youtube))
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