ミルキークォーツと純銀のピアスです。

作品名は「夕月」。

夕空に浮かぶ淡い月をミルキークォーツで、輝く金星を透き通った輝きの合成石で表現しました。ころんと丸く愛らしいフォルムのミルキークォーツが「存在感がありながら儚げでもある月のイメージにピッタリではないですか!」と、勢いよくつくりました♪

ミルキークォーツは、水晶中に含まれるアルミニウムなどの影響によって仄かに白っぽく色づいた水晶で、「愛を伝える石」「幸福の石」「旅のお守り」などの意味を持ちます。ムーンストーンに雰囲気が近く、エネルギー的にも近いものがあるようです。月の性質を受容する働きも持つ石で、愛情面に強い影響のある石とされていますので、感情を安定させるお守りとして着けていただくのもいいかなと思います。

銀のパーツは、純銀粘土と純銀線を組み合わせ、石にあわせて造形しました。同じようにつくっても決して同じにはならない、世界にひとつの作品です。

銀は女性らしさや深い愛情をつかさどる、水の気を持つ月の金属です。銀の癒しの特質は感受性と直感を高め、人格に滑らかな静けさを与えるといわれています。耐硫化銀粘土を使用していますので、通常の銀製品より黒ずみにくくなっています。ご使用後は専用の布で拭いて、空気に触れないようにすると、美しさが長保ちします。または、ポイントを決めて磨く事で、アンティークな風合いを帯びてきます。変化することも含めて、銀の魅力と考えています。

金具類もすべてsv925を使用しています。

銀のお手入れの説明書と磨き用の小さな布をおつけしています。

ぽってり豊かなミルキークォーツのしずくが目を惹きつけます。

混じり気なく澄んだ色や質感がほんと綺麗で・・光の中で揺れると、細かなカットを施されたミルキークォーツの表面にはしっとりした光が煌き、石の内側にまろやかな光が揺らめきます。微かに青みを含んだような不思議な白色は、なんだか霞の中で見る月の光のようでもあります。

西洋アンティークの様な美しい造形の純銀とあわせて、神秘的なピアスに仕上げられています。

モチーフは純銀、ワイヤーや金具、ピアスフックはシルバ―925なので、肌にもやさしいピアスです。

モチーフは長さ約3.6cm×ミルキークォーツの幅約0.9cm
ピアスホールからの全体の長さ約4.7cm