正絹、小紋のお着物の端切れからブローチを作ってみました。

直径約5cm。

土台にはキルト綿を使ってふっくらさせています。優しい手触りです。そして、とっても軽いので、お洋服にも優しいです。帽子や布バックに付けてもアクセントになりますよ。

太目の絹糸でステッチを入れています。絹の発色のよさでお花が立体的になりました。

薄紫の小さなガラスビーズ2色を散りばめました。紫のお花がより際立ちます。ベースがからし色ですので、明るい上品さが漂います。ダークな服装が華やぎますよ。

ふっくらまるいブローチの中に、紫色の花々が咲く素敵な風景が広がっています。

着物というかたちで身にまとうのも素敵ですが、こうして作品になると、着物地の色合いやデザイン性の魅力がいっそう引き立ちますね。

大きめのまるいブローチなので、お洋服につけたり、ストール留めにしたり、バッグに飾ってもとっても素敵です。

布素材のブローチだけど洋服やバッグなど布地につけてもちゃんと存在感があって目を惹くヒミツは、手刺繍を施して絵柄や風景を際立たせてあるから。つややかな青色の葉っぱ。紫色の花のまわりに散りばめられたガラスビーズは、まるで花びらが陽ざしに輝いているみたいです。

芯材を入れてつくられているので、ベース部分は硬さがあってしっかりしています。

裏地はオレンジ色の絞り模様の着物地です。

直径約5cm
ブローチピンの長さ約2.5cm
金具はアンティークゴールドカラーです