魔除けの植物であるナナカマドをモチーフにした作品です。
裏と表で違う表情があります。

土台と留め具は、アートクレイシルバーで製作しました。整形し、乾燥させて専用の窯で焼く事で、99.9%の純銀となります。石と土台はガラス粘土と呼ばれる樹脂で固定してあります。石に合わせて作る為、世界にひとつのオリジナル作品です。

☆アメシスト
浄化と再生・強力な清浄作用が新しい運気を吸収しやすい体質作りに役立つ・新しい自分を発見できる・・といった意味があるといわれます。2月の誕生石でもあります。

革紐はナチュラルな鹿革紐を四つ編みして作りました。しなやかで丈夫です。
鹿は神の使いであり、財運や水難除けのお守りともされます。防水、撥油、防汚の加工をしてあります。天然革なので、お使い頂くうち濃い茶色に変化していきます。

銀の癒しの特質は、感受性と直感を高め人格に滑らかな静けさを与えるといわれます。女性らしさや深い愛情を司る水の気を持つ月の金属ともいわれています。

☆この作品の銀について
銀は水や空気中の硫黄分と反応して表面が黒変したり光沢を失ったりします。これを硫化といいますが、この作品は耐硫化銀という硫化しにくい素材でつくっていますので、通常より黒ずみにくく、お手入れも簡単です。(専用の小さな磨き布をおつけしています。)

西洋では古くからナナカマドを魔除けやお守りなどにしていたんだそうですね。
雪が降るころになると、葉をすべて落としたナナカマドの枝には小さな赤い実がたくさんなるんだとか。白く凍てついた世界の中で、ナナカマドの赤い実は、まるで命を照らし守るもののように見えるのかもしれないですね。

生命力を感じさせる純銀の枝の先になった小さな実。ほのかに紫色を帯びたアメジストクラスターはまるで枝や実に積もった雪のようです。厳しい世界を思わせながら、しかしそこには、邪なものを寄せつけない凛とした強さがあります。

細やかで有機的な造形で表現されたトップやマンテルには生命感があり、厚みのある存在感がとても印象的です。作家さんが編んでつくられた鹿革ひもはとてもしなやかで肌触りも自然。太さ約3mmで、長さは約40cmなので、身につけるとトップが首元で揺れる感じになると思います。

トップの位置と大きさのバランスがよく、身につけると個性やファッションがとても引き立つ感じがします。
存在感のあるトップはお顔や首周りをすっきりした印象にしてくれますね。シルバーやアメジストの澄んだ色と雰囲気はきっと、お肌やお顔まわりを美しく魅せてくれると思います💕

紐の長さ約40cm(アジャスターなし)
モチーフはタテ約6cm×ヨコ約3cm×厚さ約2.5cm
モチーフの重さ約28g
金具はシルバー925です