純銀とアメトリンとローズクォーツのピアスです。

作品名は「春夕焼(はるゆやけ) -spring sunset-」。春の夕方の空気感をイメージしました。1日の終わりの寂しさより、明日が楽しみになる気持ちが勝る。ふんわり漂う花の香りと相まって、美しい時間のひとつだと思います。

土台と留め具は純銀粘土で制作しました。銀は、女性らしさや深い愛情をつかさどる、水の気を持つ月の金属。魔除けや癒し、感受性と直感を高め人格に滑らかな静けさを与えるといわれています。金具類もすべてSV925を使用しています。

耐硫化銀粘土を使用していますので、通常の銀製品より黒ずみにくくなっています。ご使用後は専用の布で拭いて、空気に触れないようにすると、美しさが長保ちします。または、ポイントを決めて磨く事で、アンティークな風合いを帯びてきます。

作品には、作品名を書いたキャプション、銀のお手入れの説明書と磨き用の小さな布をおつけしています。

先端で揺れる8mmローズクォーツは、透明感のある濃いめの色で、とっても綺麗です。アメトリンの淡く透き通ったライラックカラーと響き合って、夕暮れの空のあの神秘的な美しさを描き出しています。

合成モルガナイトの透明なピンク色の輝きもすがすがしくて、なんだか気持ちよく澄んだ空気に包まれているような感じがします。

ピアスフックはSV925。タテ約10mmの小ぶりなものを使ってあります。

モチーフは長さ約5cm×幅約0.8cm
ピアスホールからの全体の長さ約6cm