大島紬の古布の小柄のものを使っています。無地の部分もすべて正絹古布です。

スマートフォンや、メガネなどをさっと入れておける、持ち手付きのポーチにしました。持ち手は黒の革製です。取り外し出来て、バッグの持ち手などにさげてお使いいただけます。

内側は枯れた草色系の万華鏡のような柄の着物地ちりめん古布です。すべて手縫いで仕上げています。手縫いならではの味わいや風合いを感じていただければ幸いです。

※古布は丁寧に下処理して仕上げていますが、時に江戸時代のものなどもある時代を経た素材のため多少のダメージや色の変化など特有の特徴が見られる場合がありますので、どうぞご了承ください。そうした部分も、時代を経た素材ならではの魅力としてお楽しみいただければと思います。

※破損の原因になりますので、あまり手荒な扱いは避けてください。汚れが付いた場合などは、着物と同様、そっとハンカチ等で吸い取らせるなどして、こすったりしないようお気を付けください。

大島紬の伝統的な小柄は、ソテツや花など、奄美の風物をもとにつくられてたりするんだそうですね。色や質感、そして独特の文様は、やはりとても味わい深いものがあります。

着物独特の魅力をより多く味わえるように・・と考えながら作品をつくっていくうちにたどり着いたのがこの短冊状のパッチワークのデザインなんだと以前作家さんにお聞きしたことがありますが、作家さんのお気持ちの通り、眺めているだけでも大島の小柄の味わいを感じることができるのがとても魅力的です。

茶色の無地着物地は正絹古布。芯地を貼ってつくられてるので、全体に適度な厚みと張りがあり、しっかりとしています。

入れ口はスナップボタン付きのベルトで閉じるようになっています。内側はちりめん古布。やさしい手触りで、中身の出し入れもしやすいと思います。スマートフォンやめがねなどをいれてバッグの持ち手にさげたりしておけば、必要なとき取り出しやすくてよさそうです♪

タテ約16.5cm×ヨコ約11cm(マチなし)
持ち手は幅約0.6cm×長さ約23cm
金具はアンティークゴールドカラーです